【保存版】美容室の物件の探し方を見るべきポイントとともに解説!

美容室を開業する際には物件を重要視される方がほとんどであり、物件選びはとても大切であることは理解しているはずです。

テナントを借りて開業することになるかと思いますが、工事や初期費用・賃貸料などの固定費にも影響してきます。慎重な物件選びが必要です。
納得のいく物件を探すとなるとさらに難しく感じるかもしれません。

物件選びに見るべきポイントと物件探しにおすすめの不動産サイトなどについて解説します。

美容室を開業する際の物件選びの重要性

物件選びはとても大事です。

開業したものの集客がなく経営が続かなくなってしまったり、思いもよらないトラブルに遭遇してしまうこともあるでしょう。物件が理由で美容室を廃業することもありえます。

実際に物件探しをしていると物件を決めるには何を基準にすればよいか分からないと感じる方が多くいらっしゃいます。
「こんなお店を作りたい」と思いながら探すことになりますが、なかなか理想のイメージに合う物件というのは見つけることができないかもしれません。予算や立地条件・いろいろな条件をふまえて物件を選ぶ必要があるからです。イメージだけでは選ぶことができないということになります。

美容室の物件選びの際にはポイントを知ったうえで選ぶことが大切です

美容室の物件選びの際に見るべきポイント!

物件選びに必要とされるポイントがいくつかあります。

どのような点が物件選びには必要となるのでしょうか?注意点も一緒にご紹介します。

賃料(坪単価)

賃料は物件の立地条件にも関わる問題です。

駅近の物件は人通りが多く集客を見込めますが、賃料が高くなります。駅から遠くなることで賃料は安くなりますが、人通りがすくなくなり通いづらいため集客が難しくなることが考えられます。
人気のある場所も賃料が高くなってしまいますが、賃料に見合った収入が見込めるのかなどを検討する必要があります。

一般的な相場も確認し、賃料が適切な金額であるか確認をしてください。

エリア

美容室の物件選びで重要となるのはエリア選びです。

美容室の成功は立地で決まるといっても過言ではなく、時間をかけてでも最高の立地を探すことが必要になります。

立地の要件とは

  • 居住人口・世帯数・世帯人…数商圏内に住んでいる人口や構成は売り上げに大きく影響します。
  • 交通量・歩行者通行量…どのような人がいるかを把握して美容室のコンセプトを決める必要があります。
  • 誘導…施設駅やテーマパークショッピングセンターなどが周辺にあるかも大切です。
  • 人の行動目的…通行人がお客様いなってくれるか否かの判断の目安にしましょう。
  • 導線…人が無意識に行う行動の傾向を理解して美容室の立地に活用しましょう。

立地の要件を参考に物件探しを行いましょう。エリアや立地条件が重要となりますが、駅前や人気のエリアの場合には賃料も高い場合が多いと考えられます。

そして人気のある場所は既に競合店などが出店している場合が多く、競争が激しいのはいうまでもありません。駅から離れた場所は賃料が安く、競合店なども少ないかもしれませんが集客が見込めるか難しい場合が多いです。

エリア選定と共に競合店の情報・エリア内での需要などをチェックして場所を選ぶようにして下さい。

広さと設備

美容室の広さは自分1人で経営するのか、従業員となる他の美容師を雇うのかによって決まります。
自分1人だけで今後も続けていくのであれば、広い場所を必要とはしません。広くすることによって面積のロスがでてしまい、不要な経費をかけてしまうことになります。
将来的に美容師を雇う予定があるのであればある程度の広さが必要になります。

どのような美容室にするのかを考えた上で広さや設備を準備することが大切です。

居抜き・スケルトン物件

物件の状態も物件を選ぶ際に重要となります。

美容室などの物件には居抜き物件(最後の借主が使ったままの状態で設備などがの追っている物件)、スケルトン物件(内装が一切取り払われた状態の物件)などがあります。

それぞれメリットデメリットがあるのでご紹介します。

【居抜き物件】
・メリット
ある程度整った状態から準備をすることができるので初期費用を抑えられる。

・デメリット
居抜き物件の場合には以前入居していた店舗のイメージなども一緒に引き継いてしまうことになる。
立地条件が悪く集客が見込めない場所であった場合には同じような状況になる可能性がある。

【スケルトン物件】
・メリット
自由に内装や設備を作り上げることができる。

・デメリット
初期費用が多くかかってしまう。
居抜き物件は人気なのでなかなか見つけることができないかもしれないので、時間をかけずに開業したいと考えている場合に向いています。
スケルトン物件の場合には退去する場合には原状回復する必要があるので気をつけておきましょう。

居抜き物件は初期投資の費用を抑えることができるので人気なので、空きが出てもすぐに次の契約者がきまってしまうことがほとんどです。人気物件なので誰かに契約される前に契約したいと思うかもしれません。

しかし居抜き物件には居抜きとなった理由であったり、設備等の状態など確認することがたくさんあります。慌てずに内容を確認した上で契約を行ってください。

どうしても居抜き物件を希望する場合には、不動産サイトなどで居抜き物件を常にチェックしておくと良いでしょう。

美容室の物件を探す際におすすめの不動産サイト

アットホーム

不動産情報や不動産業務ソリューションを提供するathome。CMなども見かけるのでご存じの方も多く、物件数も豊富です。
必要な物件を簡単に探すことが可能で、「at home 店舗プラス」では開店・開業に関する物件選びをサポートしてくれます。

開業お役立ちNAVIには居抜き物件のコラムや開店開業のための基礎知識も掲載しているので、開業のための知識を得ることができます。難しい開店開業ようの用語も用語集があるのですぐに覚えることが可能です。

不動産情報だけではないので物件を探すだけではなくいろいろと活用が出来そうです

OCN不動産

OCN不動産はNTTグループが運営する不動産サイトになります。
物件数も豊富で地域やランキングなど充実したコンテンツから目的に合った不動産情報を得ることができます。

美容室などに利用可能な物件も多数紹介されているので、美容室の物件を探している人にも役に立つサイトになります。不動産情報の提供元は「SUUMO、at home、HOME4U、アパマンショップ、HOME’S、goo住宅・不動産」と知られた大手企業ばかりです。

物件の購入や賃貸探し売却まで幅広いサービスを展開しているので、居抜き物件などについての相談もできそうです。画像が多いので実際の物件を確認する前にある程度の目星を付けておくこともできるので、無駄に店舗巡りをすることが少なくて済みます。

最近はマンションで美容室を開業する方も多い

マンションなどで美容室を開業することも可能で、実際に開業をしている方も多いです。

「マンションの一室のプライベートサロン」などと謳って開業している美容師などもみかけることが多くなりました。
店舗契約が可能なマンションなどの物件も出てきていますので、自分1人で経営をする人などはとても良い条件になります。

マンションなどで美容室を始める場合に気をつけることがいくつかあります。

  • 大家さんの許可が下りない場合がある
  • 場所が分かりにくく集客が大変
  • 配管工事を必要とする

店舗としての許可がないと営業することができません。住居用と店舗用ではかかってくる消費税が違うので「脱税行為」となりかねません。
そしてマンションの一室を店舗として利用するため、場所が分かりにくいという問題点があります。元々自分のお客様を中心としての経営であれば問題ありませんが新規のお客様の集客は大変です。

住宅用として建設されれているマンションでは業務用の配線や配管工事が必要になり、工事費用がかさむことになります。マンションで美容室を経営していた物件の居抜きなどを探してみることのも良いかもしれません。

まとめ

美容室を開業する場合に必要となる物件の探し方などをご紹介しました。

物件探しは美容室を開業する際に一番重要になります。
エリア・賃料はもちろん、周辺環境なども集客に関わってくるので事前に調べることが大切です。
イメージしている物件が見つからない、もう少し初期費用を押さえたい、そのような場合には美容室などの物件情報が多い不動産サイトなどで探してみることもおすすめです。

自分の希望と実際の物件を見ながら、理想の美容室を作り上げてください。

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