こんにちは。
「美容室居抜き賃貸内装業者ナビ」編集部です。
美容室を独立開業するにあたって、成功の鍵になるのは、間違いなく「サロンコンセプト」です。
なぜなら、美容室に「コンセプト」がなければ、オシャレな美容室を作ったとしても、お客さんの印象に残りにくいサロンになってしまうことが多いからなんです。
そこで、お客さんからの印象を深めつつ、オーナーの作りたい美容室を作るための「失敗しないコンセプト」の見つけ方や決め方について、まとめていきたいと思います。
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目次
美容室の開業前に必要な「サロンコンセプト」とは?
「サロンコンセプト」とは、美容室が開業され発展していくにあたり向かっていく道しるべのようなものであり、待ち構える壁を乗り越えていくためサロンにに刻まれるDNAのようなものです。この「サロンコンセプト」を開業前からしっかりと考えていくことは、まだ漠然とした「ただ独立したい」というイメージに留まっている自身の殻を一つ破り、独立開業を通して社会に還元したい「夢やビジョン」を明確化することに繋がるため、ビジネスの成功に大きくつながります。
「なぜ独立したいのか」
「独立したい理由はそれ以外にないのだろうか」
「独立したらどのような雰囲気のサロンを作りたいのか」
「なぜそのような雰囲気のサロンを作りたいと思うのか、それはお客さんが好む雰囲気なのか」
「そのような雰囲気があるサロンで、お客さんに対して他のサロンにない価値をどのように提供できるのか」
このように、あなたなりに深ぼって深ぼって考えた結果、あなたの開業する美容室が持つ「サロンコンセプト」は見えてくると思います。
「サロンコンセプト」を決める作業は、「自分の夢に現実的な肉付けや計画性を盛りこんでいき、自身が本当にやりたいことの実現可能性を上げる」ための行動なのです。
「サロンコンセプト」を見つけるための深堀り方!
オーナー自身が美容室開業にあたり成し遂げたい夢や想いを深ぼって深ぼって深ぼっていった結果、ある程度の「サロンコンセプト」は見つかります。
しかし、ただ自分の深堀りたい方角に向けて深ぼっていくだけでは、やはり、現実的な問題から目を背けてしまったり、お客さんのことを忘れてしまったりしまいがちで、正しい「サロンコンセプト」になるとは限りません。ここでいう正しい「サロンコンセプト」とは、美容室オーナーの届けたい価値を提供し続けながら、売上を伸ばせるようにするコンセプトです。つまり、美容室経営における理想と現実の擦り合わせになります。
このような正しいコンセプトに作るためには以下の8つの道筋で考えていき、「サロンコンセプト」にリアリティと一貫性を持たせる必要があります。
「コンセプト」作成のための道筋 ①何を
ここでは提供したいサービスや価値、想いを具体的に考えてみましょう。もちろん技術的な面で「自分にできることは何か」「自分が得意なことは何か」というところから、「ショートヘアやボブが得意な美容室」にしようとするのもありです。価値的な面で、「お客さんに常にファッショントレンドなどの最新情報を届けられるような美容室」を目指すのもありです。想い的な面から「ゆっくりしてもらえるような雰囲気の美容室」にして他にない価値を届けたいと考えるのもアリです。でもここにおける注意ポイントは、自分がそのようなサロンにしたいと思った理由を受けとめて、過去の経験と結びつけることです。そこから、深ぼってみましょう。
「コンセプト」作成のための道筋 ②誰に
ここでは価値を提供するお客さんのターゲットを決めます。「若年層の女子大生」向けにするのか「薄毛が気になるシニア」にするのか「営業で結果を残したいビジネスマン」を相手にするのかいろいろありますよね。①の「何を」や③の「どこで」と擦り合わせながら、「誰に」ターゲットの焦点を当てるのかを考えましょう。
「コンセプト」作成のための道筋 ③どこで
ここでは「どこで」美容室を開業するかを決めます。地元に帰って開業したい気持ちや東京のおしゃれな街で開業したい気持ちというのも、モチベーションのパワーになりますのでコンセプトの要素としてアリです。ただ、ターゲットとなる顧客層がいる場所かどうかなど他の項目との照らし合わせ、なぜその場所で開業したいのかを深ぼってみてくださいね。
「コンセプト」作成のための道筋 ④いつ
ここでは「いつ」営業している美容室なのかを決めます。つまり、あなたの美容室の営業時間になります。これに関してになりますが、できれば自分の想いなどの内的要因より、ターゲット顧客や土地柄などの外的要因から決めましょう。その理由として、美容室が売上を上げるためには、価値を届けたいターゲットのお客さんに来てもらえる時間でなければならないからです。
「コンセプト」作成のための道筋 ⑤いくらで
ここでは「いくらで」サービスを提供するのかということを、決めることになります。付加価値などを多く提供していくのであれば高価格帯のサロンにしても良いでしょうし、多くの人をスピードで捌いていく形であれば薄利多売の戦略にするのもアリなのではないでしょうか?ただ、周りに同じような雰囲気や戦略をとる競合美容室がいる場合、そのサロンの価格を把握し考えましょう。
「コンセプト」作成のための道筋 ⑥どのようにして
ここでは「どのようにして」美容室のコンセプトを理解してもらうのか、その具体的な施策について考えていくところになります。例えばですが、女子大生向けにインスタでの認知に力を入れWEB予約割引を導入する、美容室のウェイティング空間にコンセプトの理解ができるようなPOPを置くなどになります。
「コンセプト」作成のための道筋 ⑦誰と
ここでは「誰と」働きたいのかというところを考えてみましょう。やはり、仕事場で重要なのは仕事仲間です。まずは、技術を持っている人というよりも、どんな性格の仕事仲間が欲しいのかを考えてみましょう。これを考えたら、採用におけるコンセプトにも繋がってくるはずです。
「コンセプト」作成のための道筋 ⑧なぜ
最後の要素は、改めて「なぜ」開業したいと思ったのかということになります。①〜⑦を考えた後であれば、少し見えてきたかもしれませんね。自身の過去の経験や将来の夢を踏まえて深ぼっていきましょう。サロン経営をしていく上で待ち構える壁を乗り越えていくための原動力になることでしょう。
「サロンコンセプト」を決めましょう。
①〜⑧まで考えてきました。これまでの道筋を辿り、それぞれの要素を比較して一貫性があることが確認できたら、「サロンコンセプト」は作れると思います。皆さん是非試してみてくださいね!
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