これから美容室の開業を検討されている方はもちろん、現在既に美容室を運営されている方にとって、「融資」は気になるところではないでしょうか。
美容院・美容室で独立を考えているが、「どれくらいの自己資金を貯めれば、どれくらいの開業融資を受けられのか」知りたい!
- 融資と言っても何を利用すれば一番いいのかわからない
- 自己資金に対してどれくらいの融資が受けられるの?
- 創業融資ってなんのこと?
- 開業資金はどれくらい準備すればいいの?
こんな風に思われている方に少しでもお役立ちできれば幸いです♪
目次
美容室の開業時に利用できる融資先
一口に融資と言っても様々な方法があります。
日本政策金融公庫
美容室を開業される方の利用率が最も高いのがこの日本政策金融公庫ではないでしょうか。
その他の方法に比べて低金利なのが特徴で、美容室が開業時に利用できる融資制度が充実しています。
各地方自治体の融資制度(制度融資)
比較的こちらも低金利なのが特徴です。
例えば、東京都渋谷区ですと「中小企業事業資金融資あっせん制度」というものがあります。
利用できる条件や金利は地域によってかなり異なりますので、まずは検索して調べてみてください。
銀行・信用金庫
開業前の美容室にとっては少しハードルが高いでしょう。
消費者金融会社、クレジットカード会社
開業資金の調達には向きません。
検討すべきは「日本政策金融公庫・制度融資」
利用条件 | 融資限度額 | 利率(年)※無担保 | |
新規開業資金 (日本政策金融公庫) | 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方 | 7,200万円(うち運転資金4,800万円) | 1.81~2.30 |
区の中小企業事業資金融資あっせん制度 (地域別制度融資) | 渋谷区内で1年以上同一事業を営んでいる法人または個人 | 1,500万円以内(前回の利用残高と合わせて1,500万円以内) | 1.7 |
三井住友銀行 (銀行) | 運転資金、設備資金(決算・賞与資金としてのご利用も可能です)としての利用 | 1億円以内 | 2.125%~ |
プロミス (消費者金融) | - | 500万円 | 4.5%~17.8% |
美容室の開業時にまず検討すべきなのは金利を見ても明らかで「日本政策金融公庫」「制度融資」の2択になるでしょう。
「制度融資」は、先にも述べた通り地域によって条件が異なりますので一概には評価できませんが、条件さえクリアされていれば、「日本政策金融公庫」よりもお得な場合があります。まずは該当エリアの「制度融資」を調べてみることが順番として正解かもしれません。
「日本政策金融公庫・制度融資」はどれくらい融資を受けれるのか
※現在アンケート調査中